6年ほど前、近所のお米やさんの自宅玄関。
奥様は元看護師さんで明るくとても元気で、歩いている姿を見ているだけでみんなが元気をもらえるような人。だから、健康にはとても気遣い当然ながら寝具にもこだわり手入れも欠かさない。
下駄箱の上には、さりげなくわたの木がに飾られていた。日本ではほとんど作られていないわただが、12月頃生け花の観賞用として少し出回る。わたの木は5月~6月にかけ花が咲き、花びらが落ちるとみどりのコットンボ-ルが次第に成長し大きくなって行く。そして秋には、成熟し茶色に変化し「コットンボ-ル」が割れ白いわたが出現する。何とも神秘的な姿だ。
下駄箱の上に飾られていた コットンボ-ル。五つ程にに分離しこんもりとしたコットンボ-ル。ふと手が伸びわたにに触れてみた。やわらかいわたの中心部に何やら硬いもの。「あ~・・」わたの種がわたに包まれていたのである。
種という次世代の命がわたによってこんなにも大切に守られているのか!。
そのときの気づきが、『わたは人間の命を守るために存在する』であった。
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